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 異常な暑さだった夏も、随分昔のような感じさえしてしまう今日この頃です。皆様いかがお過ごしですか。テレビのニュースは例のチリの落盤事故救出劇一色で、思わず僕も見て感動してしまいました。すこし不謹慎ですが、こういうニュースなどを見たとき、創作、とくに物語を扱う人はどうしても自分の作る「ストーリー」について照らし合わせて考えてしまうものではないでしょうか。お、今日は謎の前置きないじゃん?って思われましたでしょうか? 暗闇で長い時間過ごした彼らを思うと、すこしでも不謹慎度を下げようという気持ちでございます。
 ニュースの、特に悪いニュースの冒頭は常に、こう始まります。「子供の不審火で、全焼です」「高速道路で、ワゴン車とトラックが正面衝突です」。決して「さいたま市にすんでいる子供で、いつもは良い子で親の手伝いも良くする子供なんですが、どうやら手に届くところにあったライターがいけなかったようで……」とは始まりません。チリの落盤事故も、この会社がどのような運営の元にあって、作業員の方の待遇なんかも、ニュースではあまり説明されません。きっと、もう少し先になるとワイドショーが掘り下げると思いますけど、ニュースは「救出劇」だけを切り取って伝えます。
 ニュースとマンガを一緒にするのはどうかと思いますけども、両者とも限られた時間(ページ)のなかで相手に伝えなきゃいけないですから、「どこを切り取るか」って、すんごく重要ではないかなって思います。イラストでいえば「フレーミング(画カクを切り取ること)」になるのかもしれません。ハリウッド的なら、劇的に救出された瞬間を。フランス映画風なら、淡々と流れる暗闇の毎日を。日本映画風なら、さまざまな比喩をちりばめたりして、見るのがめんどくさくなるような(嫌いなわけではないですよ日本映画)展開を……。
 現在、CDCのメンバーは(ようやくエンジンが掛かってくれたみたいで)部誌の製作追い込みですが、早くペンで描きたいキモチを押さえて、描きたい部分をもう一度見つめなおすことで、作品の半分は完成かもしれません。そのために、よくラフを描く人であれ、と。妄想をいち早く具現化するのに、クロッキーってすごい便利なんですよ~。
ああああっ!大事なことを!コミティア受かりました!! 
11/14(日)CDC浦和 に-28a(西1・2ホール)
です!間に合うの?ねえみんな間に合うの?間に合うよね。信じてるからね。

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